除草剤で雑草を枯らした後の処理はどうする?
除草剤は草を枯らすことができて、とても便利ですよね。その後、枯れた雑草はどうするのがいいのでしょうか。除草剤のことも含めてご紹介したいと思います。
除草剤について
除草剤には大きく、茎葉処理型(液体)と土壌処理型(粒状)の2種類があります。
茎葉処理型(液体)
茎葉処理型(液体)のタイプの除草剤は、既に生えてしまった雑草に使用します。現在生えている雑草に効果があり、今後生える予定の雑草には効果はありません。
土壌処理型(粒状)
土壌処理型(粒状タイプ)は、土に撒き使用します。土の表面に除草剤成分の層を形成し、それを雑草の根や種が吸収することで雑草の成長を阻害する仕組みです。一度の散布で1~2ヵ月ほど効果が続くことも特徴ですが、既に生えている雑草には効果がないと言われています。
除草剤を使用する時期
除草剤は今生えている雑草に効果があるので、大きく成長する前に撒くのがポイントです。成長した後だと、処理が大変になってしまいます・・・
枯れた後の草はどうする?
除草剤で枯れた後の草は、しっかりと処理を行うことが大切です。
除草剤をまいたら大体1~2週間ほどで雑草は枯れていきます。それをそのままにしておくと、腐敗臭がしてきます。大量の雑草であればあるほど、匂いもきつくなるでしょう。なので、匂いはご近所トラブルに繫がることもあるので、除草剤を使用したら枯れた草の処理をしなければなりません。
では、どのように処理をしたらよいのでしょうか?
①天日に干すこと
枯れた雑草は水分が残っているため、水分が残っていることで重さがあり処理がしにくかったり、匂いも発生しやすくなります。天日干しをするときに、土の上に直接置いてしまうと雑草が根付いてしまうことがあるので、できるだけシートなどの上に置き土に接しないようにして天日干しをするようにしましょう。
②土に埋めよう
一番環境に良いのは、枯れた雑草を土に埋めてしまうことです。枯れた雑草は堆肥としても活用できます。土に埋めることで栄養となり、土が活性化されます。土に埋めるときに浅い穴に埋めると雑草が根付いてしまうことがあるので、穴を30㎝以上堀りそこへ埋めるようにしてみてください。
③燃えるゴミに出そう
雑草は燃えるゴミになるので、ゴミ袋に入れ燃えるゴミの日に出すのがいいでしょう。最初にお伝えした、天日干しが大切です。天日干しをしておかないと、とても重くなってしまいます。
このように除草剤で枯れた雑草は、そのままにしておくのではなく、しっかりと処理を行うことが大切です。そうすることで、お庭は綺麗になりトラブルもなくなるでしょう。