人工芝の買い替えのタイミングは?長持ちさせる方法
人工芝はお手入れが簡単で、季節を気にせず楽しむことができるのでとても人気があります。しかし、人工のため寿命があります。今回は、人工芝の買い替えのタイミングや長持ちさせる方法についてお伝えしたいと思います。
人工芝の耐用年数は?
人工芝の寿命は一般的に5~10年と言われていますが、物によって全然違い安価な人工芝だと2~3年でベース部分が剥がれたりパイルが抜けてきてしまうことがあります。人工芝の品質で寿命が変わるだけでなく、施工の仕方や踏まれる頻度、気候、人工芝を敷く場所などによっても変わってきます。
耐久性の高い人工芝の選び方
人工芝を選ぶときに、耐久性が高い人工芝を選ぶことをおすすめします。人工芝の素材は、一般的にナイロン、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリ塩化ビニルデンのいずれかが使用されています。その中でも、ポリエチレンが強度が高く劣化しにくいと言われています。また、屋外で使用するなら水に強いプロピレンもおすすめです。
人工芝の寿命を短くする原因
人工芝の寿命を短くする原因はいろいろあります。
①日光
直射日光の原因で、パイルが色褪せてきます。また、ベースのラバー箇所に日光があたることにより破れたり割れてくることもあります。
②天候
人工芝は、しっかりと施工されていないところがあると、強風などで剥がれ飛ばされてしまうことがあります。また、雪や大雨で地面がぬかるみ、ずれてしまうこともあるので、芝生を敷くときはしっかりと下地を整えてから敷くことが大切です。
③重み
人工芝の上をたくさん歩いたり走ったり、何か重いものを置いたりすることで、芝生の葉が寝てしまい起き上がってこなくなります。人工芝にあまり重みを加えないことが劣化の予防に繫がるでしょう。
【対策】
芝生の葉が倒れるのを防ぐためには、重いものを同じところに置き続けないようにしましょう。例えば、家具を置きたい場所や自転車を押して歩くルートなどは、あらかじめ人工芝を敷かないようにすることがおすすめです。
④バーベキュー等の火で焼け跡
人工芝は燃えにくい素材ですが、樹脂素材です。バーベキューをして、暑いコンロを長時間載せたり火が飛んだりすると、焼けて溶けてしまいます。たばこの火なども同じです。人工芝は焼け跡になり、綺麗な状態に戻すことはできなくなるので注意しましょう!
【対策】
バーベキューを行うときは。耐熱シートを敷いたり、人工芝を敷く場所の一部にタイルを貼りバーべキュースペースをつくるのもおすすめです。
人工芝買い替えのタイミング
①芝生の変色や破れなどが目立ってきたとき
直射日光が当たり続けると、芝生は変色していきます。
葉の色褪せやボロボロになってきたら人工芝の買い替えを検討してみてください。
②芝生のつなぎ目が見えてきたとき
いくつかの人工芝を組合わせて施工を行うとつなぎ目があり、葉が倒れたりゴミや砂が葉に入り込んだりすることで、そのつなぎ目が目立つようになってきます。掃除機やホウキなどでゴミを取っても、下地のラバーやつなぎ目が露出してしまう場合は、劣化が進んでるため買い替えを検討してみてください。
③芝が立ち上がらなくなってきたとき
人工芝の葉が寝ているときは、デッキブラシ等でブラッシングを行うことで整えることができます。ブラッシングを行っても、葉が寝たままで戻らなくなったら買い替えのサインです。
今回は、人工芝の買い替えタイミングについて簡単にご紹介しました。人工芝には寿命がありますが、適切なお手入れや使い方をすることで、長持ちさせることもできます。少しでも人工芝を長く使いたい場合は、耐久性が高い人工芝の購入を検討しましょう。
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