外構に人気の砂利
砂利は家の外構によく使われていますが、どのような特徴があるのでしょうか?
タイルやコンクリート、ブロックやレンガなどのエクステリアとは違い、工事費を安く抑えられることが多く、防犯対策にもなるので人気があります。
砂利は味気ないという印象を持たれがちですが、現在では様々な種類の形・大きさの砂利が出ており、お庭をおしゃれに魅せることができます。
今回は、そんな砂利の特徴をお伝えしていきます。
砂利の種類
砂利には「化粧砂利」と「建材用砂利」と2種類に分けることができます。
「建材用砂利」は、主にレンガなどを敷き詰める際に下地として地盤を固める時に使用されます。
「化粧砂利」は、ガーデニングやアプローチ、庭の通り道や植木鉢に敷き詰めて使用されています。
砂利のメリット&デメリット
砂利を敷くことのメリット
防犯対策になる
砂利を敷くことで歩く時に音がするため、防犯対策になります。
空き巣は、砂利が敷き詰められている家には、歩く音が聞こえることを恐れるため近づかなくなります。
コストを抑えたい方は、警戒したい場所だけに撒くと良いでしょう。
※防犯用の砂利は「防犯砂利」と呼ばれ、大きな音が出やすくなっています。
雑草対策になる
雑草対策のために砂利を敷く人も多くみえます。
特に夏は、抜いてもすぐに生えてくるので、土の上に砂利を敷き詰めることにより、雑草が生えてくるのを妨げることができます。
日光が土に届かないくらいの厚みを持たせて、砂利を敷くととても効果的です。
それでも、草は生えてくることがあるので、その時は防草シートや除草シートを敷きその上に砂利を敷いてみてください。
防草シートの上から砂利を敷き詰めることで、砂利の量が少なくて済むというメリットもあります。
外観がよくなる
砂利には様々な種類が豊富なため、外構空間の印象を簡単に変えることができます。
自分好みの砂利を敷き詰めることで、自分の理想のお庭にすることができます。
また、庭の土や砂利が汚れてしまった場合などに、そこへ新しい砂利を上から敷き、汚れを隠すこともできます。
水はけがよい
砂利であれば、水が取り込まれそのまま流れていってくれます。
もし、コンクリートなどであれば、水はけが悪いと水たまりができ、カビやコケが発生したりします。
そのため、衛生的な観点からも水はけを良くしてくれる砂利はおすすめです。
砂埃が舞いにくくある
土のままですと、砂埃が宙に舞うことがあります。
砂利を敷いておくことで、乾いた土を上からブロックしてくれるので、強風が吹いても砂が舞うようなことがなくなります。
砂利を敷くことのデメリット
定期的に補充が必要になる
人が歩いたりすると、砂利は敷地内から出てどこかに行ってしまったり、通り痕ができ少しずつ減ってしまいます。
砂利が減ってきた場合は、定期的に補充が必要になってきます。
場合によっては手入れが大変な時がある
砂利敷きは、落ち葉等を掃く場合、砂利も一緒に巻き込んでしまい、掃除がしにくくなる時があります。
また、雪が積もった時に雪かきがしにくいこともあるかもしれません。
夏場に暑くなる
砂利は、コンクリートで固めるのと同じように、夏に暑くなることがあります。
熱を感じるようなら、水はけが良いので散水等で冷却することができます。
歩きにくくなる
砂利を敷くと、平らではないため足元が不安定に感じる方もいるかもしれません。
表面がどうしても、凸凹しているため、お子様のいるご家庭では、転んでしまわないように注意する必要があります。
今回は、砂利敷きについてご紹介させていただきました。
砂利敷きはとてもメリットが多く、検討したい方も多いのではないでしょうか?
何が目的でどこに砂利を敷きたいのかを明確にし、それに合わせて有効利用していただくことをおすすめします。