小さいお庭の工夫

小さいお庭でも、工夫をすることでおしゃれに使いやすいお庭にすることができます。小さいお庭はメンテナンスが楽ですし、まとまり感のある素敵なお庭がつくりやすいことがメリットです。今回は小さいお庭で工夫するとよいことをいくつかまとめてみましたので、参考にしてみてください。

①オープン外構にしよう

お庭を広くみせるには、高い塀で囲んだりしないで光を取り入れることが大切です。できるだけフェンスや門扉などをなくしオープン外構にしたり、一部だけを囲うセミクローズド外構にするのがおすすめです。

②ウッドデッキを設置しよう

小さいお庭でも、家の中と外の繋がりを出してくれる「デッキ」などがあると、見た目もすっきりとなりお庭の有効活用できるでしょう。ちょっとしたカフェスペースをつくってもいいかもしれません。
また、狭すぎて使えないお庭スペースをリビングから繫がるデッキを設置して、部屋の延長として考えることもできます。そうすれば、とても便利なスペースが1つ生まれます！

③目隠しフェンスは、開放感を大切に

小さいお庭にフェンスを設置するときは、開放感のあるものを選ぶようにしてみましょう。おすすめは、板幅の間隔が空いているものだったり、お洒落なウッドフェンス・メッシュフェンス・光を通してくれるポリカ―ボネートなどもおすすめです。

④レイアウトで広くみせられるように工夫を行う

小さなお庭でも、エクステリアや素材などを工夫することで、空間を広く魅せることができます。例えば、アプローチなどは玄関までの道を曲線にすることで、視覚的に面積を広くみせられます。
また、色によっても広くみせることができます。その色は膨張色カラー。ホワイト系のウッドデキなどは光の反射で室内まで明るくし、広く感じさせてくれるでしょう。

⑤植栽を植えるときは高低差の意識をしよう

お庭に植栽を植えることで、とてもお洒落なお庭になるでしょう。そこで、意識してもらいたいポイントがあります。植物の高さに変化を付け、上下に目がいくようにすることです。そうすることで、奥行きの感じられる空間を演出できます。色は暖色系または寒色系などと決め、最初に主役になるものを決めて植えていくことがおすすめです。また、外から見たときに門に近い方に高さのある木、そして奥に低い木を植えることで遠近感が出て広く感じられます。

⑥機能門柱の活用

小さいお庭には、インターホンやポスト、表札などが一体化したコンパクトな門柱がおすすめです。今とても人気があるのは、宅配ボックス付きの機能門柱です。自宅にいなくても、荷物を入れておいてくれるのでとても便利です。

⑦バルコニーを作ろう

2階部分にバルコニーをつくることで1つの空間をつくることができ、お庭代わりに活用することができます。

庭づくりは狭いお庭でも様々な工夫で、広くみせることができたり使いやすくなったりします。最近では、広く駐車スペースを取り、狭いお庭の方も多いのではないでしょうか。今回の内容をぜひ、参考にしてみてください。