後悔しない!戸建て宅配ボックスの選び方&使い方

戸建て住宅にお住まいで「荷物の受け取りが面倒」と感じていませんか?
そんな悩みを解決するのが宅配ボックスです。しかし、設置後に「思ったより荷物が入らない」等、後悔するケースも少なくありません。
この記事では、戸建て向け宅配ボックスの後悔しない選び方や使い方などを詳しく解説していきます。
失敗しない宅配ボックスの選び方!4つのポイント
宅配ボックス選びで失敗しないためには、以下の4つのポイントを押さえることが重要です。最適な製品選択をするためにも、各項目をチェックしておきましょう。
1. 宅配ボックスのサイズ・容量

宅配ボックスのサイズは、普段受け取る荷物の大きさに合わせて選択することが大切です。
家族構成や通販利用頻度を考慮して、少し余裕のあるサイズを選ぶのがおすすめです。
荷物を受け取る機会が多い場合は、複数受け取り対応可能なタイプを検討するようにしましょう。
【主要メーカーの宅配ボックス受取可能商品例】
- LIXIL/スマート宅配ポスト(水2L 6本入り×2箱)
- 三協アルミ/フレムスLight(缶ビール24缶入り×2箱)
- YKK AP/ルシアス 宅配ボックス4型(水500ml 24本入り箱)
【主な宅配荷物別の目安サイズ】

2. 宅配ボックスを設置する場所

宅配ボックスを設置する際の場所選びは、使いやすさと防犯性の両面から検討すると良いでしょう。
据え置き型の場合は、玄関前や門柱横など、配達員が投函しやすい場所を選びましょう。
簡易型の場合は、適度に隠れた場所で、かつ雨に濡れにくい場所が理想的です。
また、電源が必要な機種の場合は、外部電源の位置も確認が必要です。
3. 宅配ボックスの防犯・セキュリティ性能

宅配ボックスは盗難の対象になりやすいため、セキュリティ性能も重要です。
防犯性を求める場合は、ダイヤル式・デジタル式・鍵式など施錠機能が付いた製品を選ぶようにしましょう。
また、簡易型や軽量の据え置き型を設置する際は、本体ごと盗難に遭うのを防ぐために、固定方法も確認しておきます。
本体が鋼板製のものや、アンカーボルトでしっかりと固定できるタイプなら安心です。
4. 宅配ボックスの素材・耐久性

屋外で使用する宅配ボックスは、耐候性に優れた素材のものを選択しましょう。
ステンレス製や亜鉛メッキ鋼板製が一般的で、錆に強く長期間使用できます。
LIXILや三協アルミなどの大手メーカーの宅配ボックスであれば、耐候性&耐久性に優れているので安心です。
樹脂製は軽量で価格が安いメリットがありますが、経年劣化に注意が必要です。
戸建て向け宅配ボックスの種類
戸建て住宅で使用できる宅配ボックスには、設置方法や機能によっていくつかの種類があります。
それぞれの特徴を把握し、目的に合ったタイプを選ぶようにしましょう。
簡易型の宅配ボックス
簡易型は最も手軽に導入できる宅配ボックスで、工事不要で玄関前に置くだけで使用できます。
価格が手頃で、玄関前にスペースがない住宅でも設置できるのが大きなメリットです。
設置が容易な半面、盗難リスクも高いので、南京錠やワイヤーロック付きなどしっかり固定できるものを選びましょう。
普段通販等で高額商品を購入されない方や、一時的な利用に適しています。
据え置き型の宅配ボックス
据え置き型は地面に置いて使用するタイプで、簡易型よりも防犯性が高くなります。
本体を地面に接着固定したり、アンカーボルトで固定して利用します。
収納容量も大きめのものが多く、比較的大型の荷物の受け取りにも対応できる製品が揃っています。
後付けタイプの中では、価格と機能のバランスが良いため、人気の高いタイプといえるでしょう。
埋め込み型の宅配ボックス

埋め込み型は、門袖や外壁に組み込むタイプで、住まいとの一体感が生まれます。
住宅や外構と調和が図れるため、デザイン性を重視する方におすすめです。
防犯性も非常に高く、盗難の心配がほとんどありません。
設置する際は、新築時や外構リフォーム時の工事となるため、先の2例よりも設置コストは上がります。
機能門柱型の宅配ボックス

機能門柱型は、ポスト・宅配ボックスなど必要な機能が一体となったタイプです。
表札やインターホンも組み込め、玄関まわりをスッキリとまとめることができます。
LIXIL・三協アルミ・YKK AP各社から豊富な製品が展開されており、住まいに合った製品を選ぶことができます。
設置には工事が必要となりますが、限られたスペースで、デザイン性と機能性を両立できるのが最大の魅力です。
宅配ボックスの使い方
宅配ボックスは、施錠方法によりそれぞれ使い方が異なります。
受け取り時はもちろん、配達員にもスムーズに使ってもらえるよう、事前に使い方を理解しておきましょう。
ここでは、一般的な3つの施錠方法における使い方について解説していきます。
ダイヤル式の宅配ボックスの場合

ダイヤル式は機械式の鍵で、電源が不要なのが特徴です。
最もシンプルなダイヤル式の場合、宅配ボックスを開錠状態にしておき、配達員は荷物を入れた後にダイヤルを回して施錠します。
受取人は、予め設定してある暗唱番号にダイヤルを合わせて開錠し、荷物を取り出します。
故障が少なく、停電時でも使用できるのがメリットです。
デジタル式の宅配ボックス
デジタル式は、電子制御による施錠システムで操作が簡単です。
製品により違いはありますが、配達員は「開ける」等のボタンを押して荷物を入れ、扉を閉めると自動的に施錠されます。
受取人は、予め設定してある暗唱番号をキータッチ入力して開錠し、荷物を受け取るのが一般的です。
履歴機能やスマホでの遠隔操作機能を持つ製品もあり、利便性が高いのが特徴です。
電池切れや故障のリスクはあるため、定期的なメンテナンスが必要になります。
鍵式の宅配ボックス
鍵式は、専用のシリンダー錠を利用した簡単操作が特徴のタイプです。
宅配ボックスを予め「荷物待ち状態」に設定しておき、配達員は扉を開けて荷物を入れ「荷物受け取り済」等の専用レバーを回し、扉を閉めることで施錠されます。
受取人は、専用キーを使って開錠し、荷物を受け取ることができます。
忘れがちな暗証番号を覚える必要がないため、お子様やご年配の方でも簡単に利用できるメリットがあります。
エクステリア各社の人気宅配ボックスご紹介
各エクステリアメーカーから販売されている人気の宅配ボックスをご紹介します。信頼性の高い製品ばかりですので、設置を検討している方は一度チェックしてみてください。

限られたスペースにも最適な2サイズ展開の宅配ボックスです。据え置きとポール仕様があり、簡単操作の使いやすさとダイヤル錠を使用したセキュリティ性を備えています。

容量により2タイプから選べる、使いやすさが魅力の宅配ボックスです。設置方法も据え置きタイプとポール建てタイプがあり、設置環境に合わせて選べるのが特徴です。

省スペース設計で敷地が限られる狭小住宅にも対応した宅配ボックスです。シリンダーキーによる解錠操作、つまみを回しての扉の開閉で使いやすい仕様となっています。

後付けしやすいシンプル構造の宅配ボックスです。雨に強い設計で、安心して屋外設置できます。カラーも豊富で、電子錠タイプの機能性と利便性を兼ね備えたモデルです。
宅配ボックスに関するよくある質問
ここでは、宅配ボックスの導入を検討する際に、皆様からよく寄せられる質問をまとめています。購入前の不安や疑問解決の参考にしてみてください。
Q.宅配ボックスを選ぶ際のポイントは何ですか?
Q.宅配ボックスを設置するメリットは?
Q.宅配ボックスに入らない荷物はどうなりますか?
Q.宅配ボックスは複数の宅配業者に対応していますか?
Q.宅配ボックス利用時はサインをする必要がありますか?
Q.宅配ボックスは転倒や盗難の心配はありませんか?
Q.宅配ボックスは雨や雪で荷物が濡れませんか?
Q.宅配ボックスに複数の荷物は入れられますか?
Q.宅配ボックスを自作するのはNGですか?
Q.宅配ボックスで受け取りできないものは?
戸建て宅配ボックスは利便性と安全性の両立がポイントに!
戸建て住宅に宅配ボックスを設置すれば、再配達手間削減・盗難防止・受け取りストレス解消とメリットは多くあります。
一方で、設置場所・ボックスのサイズ・耐久性などの要素を軽視し製品選択を誤ると、後悔する可能性も高まります。
適切な宅配ボックスを選ぶことで、快適で安全な荷物の受け取りが実現できます。
こちらの門柱の選び方も参考に、自身のライフスタイルに合った最適な宅配ボックスをぜひ見つけてみてください。